※ネタバレを前提としています

観劇その他覚え書き

おとぎ裁判 第2審

めちゃめちゃ時間が経ってしまった上にまとまってない。とりあえず書き殴っておきます。

第1審は観ていません。ので、そもそもトーチという装置に面食らった。

まずロウソクとして使うから、わかりやすい「厳かさ」の演出になる。あと、舞台装置の一部に取り込む形で世界観に入り込ませてくれる。おまけにペンラっぽい使い方までさせる。最初はテンションに戸惑ったけど、ロウソクとして以外にも使うことで演出の振り幅が広くなる。
トーチの振り幅がおとぎ裁判の振り幅なんですね。(勝手な理解)

あと貸し出しシステムいいな。家にロウソク型ライトがあっても絶対持て余すもんな。

メロディちゃんの客降りなんかも含めて、客席巻き込む力が強いのがいい。


主演アケチ役の古谷さん、エーステ・ブタキン以外で初めて見たけどああいう演技もできるんですね。やっぱり器用な方だ……。
古谷さんを初めて認識したのはブタキン初演の大阪公演で、梅田芸劇が停電起こした日(調べてもらえば分かると思う)だった。ちょうど高田馬場ジョージ(古谷さん)の日替わりアドリブ中か何かで、音響がだめになってしまったらしくて次の曲がかからない、マイクもつながらない、みたいな事態に。

その場をずっと繋いでいたのが古谷さんだった。なんて器用で気が回るひとなんだ…と軽い衝撃すら受けた。

そういう器用な人だからどんな役でも違和感なくこなせるんだろうなあ。